【候補問題No.12】複線図の書き方|PF管とボックス間3心の「両方帰り線」
ミリア
電線管シリーズ第2弾はPF管(合成樹脂製可とう電線管)! クネクネ曲がるグレーの管ね。金属管より施工はラクだけど、この問題には複線図の理解度を試すいい罠が仕込まれてるよ⚡
この問題の構成
| 器具 | 系統 |
|---|---|
| ランプレセプタクル | ロ |
| 引掛シーリング | イ |
| 単極スイッチ | イ |
| 連用枠:スイッチ(ロ)+コンセント ※PF管の先 | — |
ケーブルは VVF2.0-2C×1本、VVF1.6-2C×3本、VVF1.6-3C×1本(ボックス間)、PF管内はIV線3本。中央がアウトレットボックス(スリーブ)、左が丸ボックス(コネクタ)です(※当サイトの想定施工条件に基づく構成です)。
PF管の施工ポイント
- 中に通すのはIV線3本(金属管と同じ考え方)
- 接続はPF管用ボックスコネクタ。ワンタッチ式でロックナット不要
- 金属管と違い接地(ボンド線)は不要(樹脂だから)
この問題の「罠」:3心が両方帰り線
中央→左ボックスの1.6-3Cは、白=接地、そして黒と赤が両方とも帰り線です。
ミリア
「3Cの黒=電源の黒」って思い込んでると、ここでハマる。左側にはコンセントが無いから、電源の黒を左へ送る必要がないの。左へ行くのは「イの帰り」と「ロの帰り」の2本。黒=hotとは限らない、これが複線図の理解度チェックポイント⚡
複線図の3ステップ
① 白:電源→(左経由で)ランプ・シーリング、(管経由で)コンセントへ ② 黒:電源→イのスイッチ+(管経由で)ロのスイッチ・コンセントへ ③ 帰り線:イのスイッチ→3Cの黒→シーリング/ロのスイッチ→3Cの赤→ランプ
接続とリングスリーブの刻印
アウトレットボックス(リングスリーブ)
| 接続 | 本数 | 点数 | 刻印 |
|---|---|---|---|
| 白:電源+左へ+IV白 | 2.0×1+1.6×2 | 4点 | 小 |
| 黒:電源+SWイ+IV黒 | 2.0×1+1.6×2 | 4点 | 小 |
| 帰り線イ | 1.6×2 | 2点 | ○ |
| 帰り線ロ | 1.6×2 | 2点 | ○ |
左ボックス(差込形コネクタ):白3本用、帰り線2本用×2
欠陥になりやすいポイント
- 3Cの黒を電源黒として左に送ってしまう(回路は成立せず通電NG)
- PF管コネクタの挿し込み不足
- 帰り線イ・ロの取り違え
// 練習問題(当サイト作成の類題)
合成樹脂製可とう電線管(PF管)の説明として正しいものはどれか。
- 管の内部にVVFケーブルを通線する
- 金属管と同様にボンド線による接地が必要
- 自己消火性があり、屋内配線に使用できる可とう管である
- 接続にはロックナットとブッシングが必要
ミリア
正解は3! 技能試験ゲームのNo.12で「黒なのに帰り線」を実際に配線してみて。通電チェックが通った瞬間、複線図が一段深く理解できるよ⚡