【過去問解説#004】合成抵抗のひっかけ「ショートした抵抗は消える」

[第二種電気工事士] 2026-07-13 — navigator: ミリア⚡
ミリア
ミリア 今回から実際の試験問題を使って解説していくよ!記念すべき1問目は、今年(2026年上期)の学科試験の問1。シンプルに見えて、めちゃくちゃ性格の悪い(褒めてる)ひっかけが仕込まれてるの⚡

今日の過去問(本物)

令和8年度上期 学科試験 問1: 端子a-b間の合成抵抗を求める回路図

出典:令和8年度上期 第二種電気工事士 学科試験(筆記方式)問1/一般財団法人 電気技術者試験センター

まず多数派の(間違った)解き方

パッと見はこう考えたくなります。

  1. 左側は5Ωが2本並列 → 2.5Ω
  2. それと右上の5Ωが直列 → 2.5 + 5 = 7.5Ω(ハ)

…はい、これが出題者の用意した罠です。

ミリア
ミリア 図をよーく見て。右下の辺、ただの導線でしょ?真ん中の縦線から、抵抗を通らずにbまで行けちゃう道があるの。

正しい解き方:「ショートした抵抗は消える」

電気は抵抗のない道(導線)があれば、そっちを全部通ります。 右上の5Ωは、ただの導線と並列=短絡(ショート)されているので、存在しないのと同じ

すると回路はこうなります:

  1. 右上の5Ωを消しゴムで消す(0Ωの導線だけ残る)
  2. 残るのは「aとbの間に5Ωが2本並列」なだけの回路
  3. 同じ値の並列は半分 → 5 ÷ 2 = 2.5Ω
▶ 答えを見る

正解: イ(2.5Ω)(公式解答で確認済み)

同じ値の抵抗の並列は「値 ÷ 本数」。5Ωが2本なら2.5Ω、3本なら約1.67Ωです。

ここだけ覚えて帰って

  • 導線でバイパスされた抵抗は「無いもの」として消してよい(短絡)
  • 同じ値の並列は「÷ 本数」
  • 合成抵抗の問題は、計算の前に**「消せる抵抗がないか」を探す**のが先
ミリア
ミリア #003のオームの法則とこの「消しゴムテク」で、序盤の計算問題はかなり拾えるようになるよ。過去問の演習は公式の過去問ページからダウンロードできるから、実物にも触ってみてね⚡
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